陽気なピエロのコインロッカー

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芥川賞受賞作と映画「半落ち」

うちの親と電話で話していたら、芥川賞受賞作の話になった。
おかん「今回の芥川賞はすごかったね。受賞作読んだ?」
おいら「綿矢りさの方は読んだけどなかなか面白かったよ。読む?」
おかん「綿矢りさ金原ひとみも読んだ」
おいら「へぇ〜、そうなんだ。どうだった?」
おかん「『蛇にピアス』の方が面白かったよ。なんというかすごかった。勢いがあったねえ。『蹴りたい背中』はなんかおっとりというかなんというか」
そういえば、『蛇にピアス』の帯裏には「作家は持っているか、持っていないか、で決まる。彼女は間違いなく持っている」とすばる文学賞の選評が載ってたっけ。評者が辻仁成なのが気になったのだけど(笑)。
ともかく、ちょっと読んでみたくなった。
会話はつづく。
おかん「映画の『半落ち』はみた?」
おいら「本は読んだけど観てない。観たいとは思ってるんだけど。どうだった?」
おかん「すごいよかった!(ちなみにおかんは原作を読んでない)もぉ寺尾聰もよかったし、脇役も役者がすごいよかったし、赤城山高崎市庁舎が写るし最高だったよ」
おいら「へぇ、高崎でロケしてるんだ(ちなみに高崎出身)」
そこへおとんが登場。おとんは原作も読んでいる。
おとん「『半落ち』は直木賞の候補になったときに物議を醸したところも変えていて良くなってた。原作読んでても読んでなくても楽しめるよ」
と大絶賛なのでした。よし、観にいこう。