陽気なピエロのコインロッカー

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2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年12月に読んだ本

<53>フィル・ナイト/太田黒奉之訳『SHOE DOG』東洋経済新報社 ★3.5 ナイキ創業者の半生を綴った自伝。経営理念的なものというよりストーリーが主な感じ。知らなかったことが結構あってそういう意味では面白かった。SHOE DOG(シュードッグ)作者: …

2017年11月に読んだ本

<51>文芸第三出版部編『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』 ★3 記念碑アンソロジー。綾辻行人、有栖川有栖、法月綸太郎などなど新本格初期世代勢揃いの短編集というだけで満足。7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー (講談社ノベルス)作者…

2017年10月に読んだ本

<48>今村昌弘『屍人荘の殺人』東京創元社 ★4.5 第27回鮎川哲也賞受賞作。世界が一変したときは「そっち系か!」と思ったけどものすごく本格モノでびっくり。まさに奇想と本格の融合。屍人荘の殺人作者: 今村昌弘出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/1…

2017年9月に読んだ本

<41>米澤穂信『満願』新潮文庫 ★4 単行本刊行時に読み逃していた1冊。山本周五郎賞受賞作。評判に違わぬハイレベルなミステリ短編集。堪能しました。満願 (新潮文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/07/28メディア: 文庫この商品を含…

2017年8月に読んだ本

<37>伊吹有喜『カンパニー』新潮社 ★4 リストラ部署へ異動後、バレエ団に出向した主人公。公私とも危機の中バレエ団に必要とされ、またバレエに魅せられる。レッスン、パッション、カンパニー。カンパニー作者: 伊吹有喜出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2…

2017年7月に読んだ本

<30>増田忠則『三つの悪夢と階段室の女王』双葉社 ★3.5 人間のほんのちょっとした悪意が文字通り最悪の悪夢になる展開。いやー、恐ろしい。三つの悪夢と階段室の女王作者: 増田忠則出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2017/05/17メディア: 単行本(ソフトカ…

2017年6月に読んだ本

<26>エリザベス・ウェイン/吉澤康子訳『コードネーム・ヴェリティ』創元推理文庫 ★3 うーむ、ワタクシには少し難しすぎたか。コードネーム・ヴェリティ (創元推理文庫)作者: エリザベス・ウェイン,吉澤康子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2017/03/1…

2017年5月に読んだ本

<22>宇佐美まこと『愚者の毒』祥伝社文庫 推理作家協会賞受賞作。構成は想定内だったけど第二章筑豊挽歌の衝撃は壮絶。忘れがたい作品。★4愚者の毒 (祥伝社文庫)作者: 宇佐美まこと出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2016/11/11メディア: 文庫この商品を含…

2017年4月に読んだ本

<16>青木裕子『これは経費では落ちません!〜経理部の森若さん〜』集英社オレンジ文庫 タイトルの勝利。経理部の人をデフォルメしたらこうなるんだろうな。★3.5これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)作者: 青木祐子出版社/メー…

2017年3月に読んだ本

<11>岩木一麻『がん消滅の罠 完全寛解の謎』宝島社 面白く読めたのだけどミステリ的なカタルシスが今一つだったかな。★3.5【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ)作者: 岩…

2017年2月に読んだ本

<6>石持浅海『殺し屋、やってます。』文藝春秋 石持作品らしい設定、展開。最後にもうひとひねりぐらいほしかった。★3.5殺し屋、やってます。作者: 石持浅海出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/01/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見…

2016年1月に読んだ本

<4>森昭『歯はみがいてはいけない』講談社+α新書 信じるか信じないかは読者次第。でも概ね説得力あり。歯はみがいてはいけない (講談社+α新書)作者: 森昭出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/08/19メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る<3>…

2016年に読んだ本ベスト

2016年に読んだ本はちょうど50冊。ベスト10(小説)をつくってみるとこんな感じ1 ([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)作者: ほしおさなえ出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2016/06/03メディア: 文庫この商品を含むブログ (10件) を見る2 罪の声作者…