松井稼頭央のメジャー初打席でもある開幕戦先頭打者初球本塁打。ただただ驚き。メジャー百年の歴史でもこんな選手過去にいないだろう。オープン戦ケガもあり不振だったけど「開幕には数字は0になる」とあくまで前向きだった。この1発で波にのってほしい。
さて、メジャーといえば日本で開幕したヤンキース戦の評判が現地でめちゃくちゃ悪いらしい。（たとえばここ→http://number.goo.ne.jp/mlb_2003/mlb_column_2003/2004.04.02.html）
主な理由は2つあって、1つはアメリカ人は自分の生活リズムを変えてまでスポーツ中継を見るという習慣がないこと。なぜならスポーツ中継が自分たち生活リズムにあわせて行われるのが当然だと思っているから。
もう1つは、ユニフォームやヘルメットにスポンサー企業のロゴが入っていたこと。これは商業主義が発達している現地でもないことだから。
なるほどねえ、と思いながらこれら記事を読んでいたのだけど、どこの記事もなぜかニューヨークが主体。もともと日本語に訳される記事母体がヤンキース関係だからなのかもしれないけれど、観にいった観客も含めて東京ドームで行われた2試合はともにデビルレイズ主催のゲームだということに気付いただろうか。
もっとも日本での知名度は圧倒的だし松井秀喜という日本人ダイリーガーもいるのでヤンキースがクローズアップされるのはやむを得ないとは思う。でもなぜアウェーであるヤンキースがホームゲーム用のピンストライプのユニフォームを着用が特別許可が出たりするのだろうか。
試合後の新聞記事もヤンキース一色でデビルレイズのピネラ監督の「トーキョーは完全にアウェーだったので1勝1敗で上出来だよ」というコメントを載せた新聞は僕の見た限りでは1紙だけだった。
それから今年は田口壮が開幕メジャー入り。レベルの高いカージナルスですごいと思う。昨年開幕5時間前にマイナー通告（しかも左右のバランスという理由で）を受けた屈辱はね返し実力でもぎ取った。まだまだ若い。
そう、彼の日記（http://www.taguchiso.com/）の4月5日には笑いを通り越してあきれてしまった。こんな人が大統領をしていていいのか。
