陽気なピエロのコインロッカー

読んだ本を晒す棚 感想はTwitter:はらかず@kazu7honyomiで

本の帯

本の主要な宣伝媒体は「帯」だろうと思う。
帯の文句が気になって本を買う人も多いのではないだろうか。

で、最近目に付いた帯の文句。

まず、坂東眞砂子『春話二十六夜 岐かれ路』(新潮社)。
とある書店でコミックのようにビニールが掛けられていたので目に付いたのだけど帯に
R指定
とあるのだ。随所に「春画」の挿絵があるらしい。良いこのみなさんは立ち読みとかしないよーに。

春話二十六夜 岐かれ路


次に、藤谷治『おがたQ、という女』(小学館)。
帯の隅に小さく「保坂和志が気になる作品」。
気になるって・・・。もっと褒めてくれる人はいなかったのか?そっちの方が気になるぞ。

おがたQ、という女


最後に笑ってしまった本。
フジモトマサル『ダンスがすんだ』(新潮社)。
三人の人が推薦文を寄せている。
柴田元幸「粋な奇異(いきなきい)」
平山あや「やあ、あや!」この本が私を呼んでいる。
鈴井貴之「まさか逆さま?」「読めよ」


もうなんの本かおわかりですね?
この本、見つけた瞬間、そっこーでレジでした(笑)。

ダンスがすんだ