朝起きれたので、予告どおり新宿で映画鑑賞。
いや〜、面白かった!
元はラジオドラマの作品で、舞台化、映画化となったわけだけれど、舞台の出来があまりに素晴らしくて、さらに密室劇という性格上映像化は困難といわれていた作品らしい。
というのも、三谷幸喜は好きだけれど、この作品に関しては何の予備知識もなしで鑑賞した。だから映画館で初めて開戦間もない時期の作品だったんだ、と知ったような有様。
でも、これはよかった気がする。確かに映画も面白かったんだけれど、映画しか観ていない僕でも舞台向きの作品だなと思ってしまったからだ。舞台を観たことがある人は映画を観てがっかりするかもしれない(もっとも映画化とかドラマ化とかアニメ化とかは自分の既存のイメージと一致するわけじゃないから多少そのような傾向はあるとおもうけど)。
でもでもでもやっぱり役所広司はすばらしかった。
それにあのラストは予備知識なしでいったからとっても予想外だった。上映中は何回も声を出して笑ったし、涙こそでなかったけどラストは泣きそうでした。
そして朝一だったからそんなにお客さんが多かったわけじゃないけどエンドクレジットで誰一人席を立たなかった映画は初めてだった。ちょっと感動。
八嶋智人と加藤あいがエンドクレジットに確かにあったのに上映中は発見できず。しかも上映後に買ったプログラムには名前載ってないし。