芥川賞と直木賞の選考経過→http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20050715bk04.htm
芥川賞は中村文則と伊藤たかみが最後まで争ったようですね。伊藤たかみはまだ初候補だからこれから有望ですね。
直木賞は2番手が絲山秋子と三崎亜記の作品。絲山はわかるけど三崎は頑張りましたね。すばるのときに絶賛した井上ひさしと五木寛之が選考委員というのも大きかったのでしょうがデビュー作の直木賞受賞はさすがに厳しかったようです。
直木賞は「候補作が小粒」と全体評価は厳しかった模様。他ならぬ北方謙三の言葉というのが重いなあ(個人的に北方センセーの選評は好きなので)。「未受賞の中堅実力派たちが一足飛びにされた形」というのはあの人やあの人なんかのことでしょう、きっと。