伊坂幸太郎『終末のフール』集英社＜11＞

終末のフール

まだ読んでなかったのかよ的な本書。
あと三年で小惑星が地球に衝突して世界が滅びる・・・というある意味とてもハリウッド的な設定だけど、全くハリウッド的じゃない小説。
やっぱりいいなぁ。前作『砂漠』とけっこう比較されているようで好悪が分かれるみたいだけど、もう僕は甲乙つけがたいぐらいどっちも好き。ただちょっと「ヨール」は苦しいんじゃないかとは思った（笑）。