2004-05-31 ■ 読書 読書 熊谷達也『邂逅の森』(文藝春秋)を読んだ。→感想 読了後、しばらく何もできないほど魂を揺さぶられた物語。心地よいというより精神がものすごく動揺した。あらすじがどうのこうのより富治という一人の人間を読まれたい。最後はほんとに圧巻の物語だ。なんか今書くと後付けのような気がするけど、僕がこの本を読み始めてから伊坂幸太郎の作家の読書道を読んだらこの本がでてきて驚いた。はっきり言って伊坂幸太郎の作風とは全く違うけれどこれはすごい本だ。