- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: 単行本
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一般人には阿呆の行動は理解しにくい。まあだから阿呆といわれるんだけど。城戸熊太郎は完全な無頼者で俗に「河内十人斬り」と呼ばれる事件の犯人である。ここにはなぜ熊太郎は人を殺すにいたったかを克明に刻んでいる。熊太郎の人生がここにある。
もちろん熊太郎の行動を正当化するわけではないが(実際、どうしようもない奴でもあるのだ)、なんというか魂の叫びが聞こえるようだった。
しっかし、この本、新聞連載されていたものの単行本化なんだけど連載は415ページまででその後は書き下ろしなのだ。連載で読んでいたとしたらこの415ページで止められた日らたまったものではないと思ったのは僕だけ?
ふー。つかれたので残りは次回。また来週!
以下はこれまでさぼっていたもの。