- 作者: 蒼井上鷹
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/11
- メディア: 新書
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数ページの短編から中篇など9編を収録。収録作の中では「大松鮨の奇妙な客」が一番好みかな。
ただ、作品集としてみた場合、もうちょっとまとまりがあってもよかったかなと思う。例えばほとんどの作品にバーがでてくるのだけど、どの作品のバーもとても似ていて”場末にあるけど玄人好み”という感じなんだけどこれが作品間でリンクとは言わないまでも同じバーだったらもっと面白く感じたかもしれない。書き下ろしも多かったし。とはいえ、「ミステリ」的にちょっと不可能なのかもしれないけど。全体的にトリッキーな作品が多かった印象。