陽気なピエロのコインロッカー

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東野圭吾『11文字の殺人』光文社カッパノベルス<26>

11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)

11文字の殺人 (カッパ・ノベルス)

古本屋で見つけたので久しぶりに東野圭吾を読んでみる。デビュー5作目になる作品。
稚拙な面もあるものの、なかなかにトリッキーな作品。ミステリ的には、連続殺人事件の「意外な犯人」がメインになるけれど、その動機や経緯のほうが興味深く、考えさせられる。タイトルがタイトルだけに「11文字」って何だろうと思ったけれど、それほど深い意味はないような…。