今日の帰りの電車で『本格ミステリ04』（講談社ノベルス）を読了。
さあこれで２００４年インターネットで選ぶ本格ミステリ短編ベストに投票できるぞ。
が。
3つに絞るのって難しすぎるよー。めちゃくちゃ迷ってます。
1位に推す作品は読了時に「これだっ！」と思った作品があったのでそれにするとして
あと2作か・・・。頑張ろっと。
家での読書は直木賞の候補に挙がる前から奥田英朗の『空中ブランコ』を読んでます。
あと1編。
最後から2番目に「ホットコーナー」という作品があるのだけど、これがイップスを扱ってるんですよ奥さん！（何
イップスとは（野球で）精神的な問題によりボールが思ったところに投げられなくなってしまうこと。
実は、この作品に「アメリカにいった○○もイップスだった」という文章があるんですが、これは田口壮選手のこと。
田口は内野手（ショート）で入団したんですがイップスに罹り外野手に転向したんです（本人ももちろん公開してます）。その後外野手としてゴールデングラブ賞を獲るのだからすごい。アメリカでも守備ではトップクラスなんですよ。
しかし、やっぱり奥田英朗は巧いなあ。彼自身野球好きで野球のエッセイ集も出しているくらいですからね。
明日には読み終わるかな。明日は本屋に行けたら『語り女たち』を買ってこようかと。直木賞の発表までは読み終えられそうにないですが。
