陽気なピエロのコインロッカー

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第131回芥川賞、直木賞が決定。

芥川賞

直木賞

コータローもオータローも残念でした。

16日付の朝日夕刊に選考経過らしきものが掲載されてました。
芥川賞は2度の投票でも選考委員の過半数に達する支持を得た作品が出なかったそうです。そして最後まで争ったのが栗田有起「オテル・モル」だったそう。
直木賞奥田英朗熊谷達也伊坂幸太郎の3氏の争いになったとか。
結果的には両賞とも(珍しく)順当な結果になったのではないでしょうか。
伊坂幸太郎の才能は選考委員の誰もが認めるところだが、細部のツメが甘かったとかそんなことが書かれてました。
その他の候補作も一言ずつ芥川賞黒井千次氏、直木賞井上ひさし氏のコメントがあったのですが、1作品だけ載ってなかった作品がありました。・・・・舞城王太郎でした。
お詫びと訂正。
とってもはっきりとくっきりと載ってました。どこ読んでたんだよ>おれ
いくら何でも1作品だけコメント載せないのはおかしいよなーと思って確認してよかった。あわてて↓のコメント書きました。おかげで初めて携帯で自分のサイトみたよ(笑)

個人的には舞城が候補になっただけでもすっごい驚きだったので受賞は難しいだろうなと思ってました。大体が、舞城の読者層と芥川賞の読者層ってあんまり被らない気がするんですよね。
そういえば、舞城が覆面作家だということで(各紙で)話題になってましたが(もし舞城が受賞したら「群像」の編集長が記者会見をする予定だったそう)、過去にも第126回芥川賞の候補になった鈴木弘樹氏は略歴等を公開してないそうです。