- 作者: 小栗左多里,トニー・ラズロ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: 単行本
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でも出てみると『外国人』の方が面白かったりするから読者は勝手なものだ(笑)。まあでも面白いけど。母音の前の「the」は「ジ」とは読まない、とかは日本の英語教育の根本を覆すようなものもあり(笑)。
個人的には前々から疑問に思っていたこと、日本人がアメリカに行けば姓名が逆になるけどアメリカ人が日本に来ても姓名が逆転しない(たとえば松井秀喜は「ヒデキマツイ」になるがトム・ハンクスが日本で紹介されてもハンクス・トムとはならない)といったことにも触れていたのだけど疑問の提示だけで終わってしまったのは残念だった。長年の疑問が解消するかと思ったのに。
でも、日本語の「あいまいさ」や「受身の多さ」などは納得納得。「「と」はずるい」なんかは目からウロコでした。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: コミック
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著者が突然の失踪から自殺未遂、路上生活、復帰してからもアルコール中毒、強制入院までのことをめちゃくちゃ面白く書いているけど、驚くべきことにこれがすべて実話だということだ。
なんか、ほんと、人間て紙一重なんだな、って思ってしまった。
しかし実話だけあってリアルだよなあ。路上生活よりも僕は後半のアルコール中毒の方が恐ろしかった。酔いをさますために酒を飲む、幻覚を消すために飲む、眠れないから飲む・・・。酒をあまり好きではないことでこんなに良かったと思ったことはないですよ。
路上生活にしたって、漫画自体はおもしろおかしく書いてあるけれど実際のことを想像したら全然笑えない。さらに、奥さんが漫画のアシスタントをしていただけあってリアルに思い出したくないことは書かないという徹底ぶり。
吾妻さんはこの漫画を書いているということは元気にしているはずで、それだけですごいほっとするぞ。
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/04
- メディア: コミック
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さて、物語は一気にクライマックスの感へ。でも、実はネタバレをみちゃったので先を知ってるんだよね。この6巻はものすごいところで終わってしまったのだけどこの先どうなるんだろう。どきどき(一応)。