ドラフト2位で1軍半の捕手樋口とドラフト5位でエースにのし上がった真田。対照的な野球人生を歩み、全く交わることのなかった同期の二人が、ラストシーズンでチームの優勝がかかる一戦で初めて交差する。 堂場瞬一の野球描写はほんとに巧い。特にバッテリーの「無言の会話」は特筆に値する。人間ドラマもいいのだけど、この最後はちょっと出来すぎかな。
ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)
- 作者: 堂場瞬一
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2012/06/05
- メディア: 文庫
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