では、以下コピペ。
芥川賞
阿部和重「グランド・フィナーレ」(群像12月号)
石黒達昌「目をとじるまでの短かい間」(文学界12月号)
井村恭一「不在の姉」(文学界9月号)
白岩玄「野ブタ。をプロデュース」(文藝冬号)
田口賢司「メロウ1983」(新潮8月号)
中島たい子「漢方小説」(すばる11月号)
山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな」(文藝冬号)
直木賞
本多孝好『真夜中の五分前』(新潮社)
山本兼一「火天の城」(文藝春秋)
感想。
まずは、両賞とも候補作が7作づつということに軽い驚きが。これは嬉しい限り。
芥川賞は久々の阿部和重に期待。最早遅すぎる気もするけれど。それから話題の文藝賞が2作とも入りましたね。基本的には誰がとっても嬉しいかも。
直木賞。
恩田陸が落選かー。本命かと思っていたのに。ということで僕の本命は角田光代で。今までの選評でもなかなか評判いいしこれは固いか?
対抗馬は伊坂幸太郎と福井晴敏。伊坂は三回目、福井は二回目の候補。
気になったのは歴史小説の候補が二人とも松本清張賞受賞者なこと。最近文春はリニューアルした清張賞に力を入れてるから?なんて邪推してしまった。
本多は熱烈に支持しそうな選考委員もいそうだけど過半数に届くか。古処は全くの未知数。
そうそう、余談だけど山崎ナオコーラのホームページがあるらしい。
→http://members.at.infoseek.co.jp/kyuuu/index-14.html
なかなかにクールでさっぱりとした筆致で好印象。