陽気なピエロのコインロッカー

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今年も早いもので

もうすぐ書店業界のお祭り直木賞芥川賞の選考会であります。
今年は1月13日と7月14日だそう。
ということは、明日か明後日あたりにはもう候補作が発表になるはず。


というわけで恒例の候補作予想してみます。もちろんいつもどおり判断基準は独断と偏見のみ。

直木賞
本命は評判のいい恩田陸夜のピクニック』(新潮社)と角田光代対岸の彼女』(文藝春秋)かと。恩田陸は意外にもまだ候補歴がないのだけど今回は可能性高いのでは。
対抗馬としては伊坂幸太郎グラスホッパー』(角川書店)、福井晴敏『6ステイン』(講談社)あたりか。どちらも話題性が高そう。特に福井は続々と作品が映画化される予定なので受賞しちゃった日には今年は「福井晴敏イヤー」になるかも。
もう機を逸しているとしか思えない真保裕一『真夜中の神話』も直木賞お膝元文藝春秋の刊。
新鋭を選ぶとすれば本多孝好『真夜中の五分前』(新潮社)とかは圏内に入りそう。他に注目株は瀬尾まいこ畠中恵荻原浩五十嵐貴久あたりかな。

芥川賞
昨年の綿矢・金原からもう一年もたつのか。
話題性から言えば、舞城王太郎の2回連続候補も充分にありえそう。昨年に引き続き文藝賞山崎ナオコーラ白岩玄すばる文学賞の中島たい子、朝倉祐弥も誰かしら候補にあがりそう。
それから絲山秋子はいつかは獲りそうな気がするな。今回の対象期間中に作品を発表しているのか知らないけど。
おお、芥川賞2005予想されているサイトを発見!→http://blog.goo.ne.jp/kakitamazou/c/c43225d11a597764f18be00b5787fa9c
「話題性重視型」はまだわかるけど、「書店売上配慮型」とか「出版社配慮型」とかが面白い。