陽気なピエロのコインロッカー

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選評

第134回芥川賞

文藝春秋3月号に芥川賞選評が載ってます。 感想を一言だけ。東京都知事のあの選評は何?今回の候補作品は選評を書くに値しないってこと? 候補作品のひとつの内容にも触れてないどころか、自分の文学観を書いただけのような。 「私にとって今回も、どの候補…

第18回三島由紀夫賞の選評を読む。

選考委員は筒井康隆、宮本輝、高樹のぶ子、福田和也、島田雅彦の5氏。各選考委員が推した作品は、 筒井康隆が青木淳悟「クレーターのほとりで」で次点に三崎亜記『となり町戦争』。 宮本輝は消極的に黒川創「明るい夜」と『となり町戦争』。 高樹のぶ子は中…

第41回文藝賞の選評を読む。

『文藝 2004年冬季号』(http://www.kawade.co.jp/bookdata/bookdata.asp?ISBN=4309976883)で第41回文藝賞の選評を読んだ。 選考委員は角田光代、斉藤美奈子、高橋源一郎、田中康夫の4氏で、受賞作は山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』と白岩玄『野ブ…

山本周五郎賞

昨日「小説新潮7月号」と「IN・POKET」を買ってくる。 小説新潮は山本周五郎賞の選評目当て。 がっ。 今年から選評の掲載形式が変わってるじゃあありませんか。去年までは「選考会全記録」と題して選考委員一人一人が作品ごとに点数をつけながら評していって…