陽気なピエロのコインロッカー

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8年前の再現・・・。

夏の高校野球、母校の準決勝。
相手は優勝候補本命。厳しい試合になるだろうな、とは思っていたけどコールド負け。。。
なにもそこまで先輩と同じ道を辿らなくても(笑)。
残念だけどよく頑張ったです。僕らがそうであるようにこれは一生の思い出になるはず。なんせ未だに一番自分が輝いていたのはあの頃だし(笑)。
うちの練習量でシード校を2校倒してのベスト4は出来すぎ。

そうそう、一応(?)ここは読書サイトなのでご紹介。
山際淳司の作品に『スローカーブをもう1球』(角川文庫)という短編集があるのですが、実はこの表題作はうちの高校の野球部が初めて甲子園に行ったときのことが書かれています。
一応進学校(学年でビリから2番目だった僕がいうのもなんですが総理大臣を二人だしてるらしい?のかな?よく知りませんが。ちなみにビリはうちの野球部のエース君です。二人とも野球推薦じゃないのに・・・)で朝練禁止(!)の野球部が甲子園へ。もちろんすごい選手なんて一人もいない。投手の得意な球は「スローカーブ」。そんな高校球児の現実が山際さんの見事な筆致で書かれてます。同じ本に収録されている「江夏の21球」の方が有名かな?
スローカーブを、もう一球 (角川文庫 (5962))