異例の時間ですが、隣駅まで歩いてネットカフェから更新。だって気になったんだもん(笑)
案の定、決定してました。
では、以下候補作。(ソース:共同通信)
【芥川賞】
- 絲山秋子「勤労感謝の日」(文学界5月号)
- 栗田有起「オテル・モル」(すばる6月号)
- 佐川光晴「弔いのあと」(文学界5月号)
- 舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」(群像1月号)
- 松井雪子「日曜農園」(群像5月号)
- モブ・ノリオ「介護入門」(文学界6月号)
【直木賞】
- 伊坂幸太郎「チルドレン」(講談社)
- 奥田英朗「空中ブランコ」(文芸春秋)
- 北村薫「語り女(め)たち」(新潮社)
- 熊谷達也「邂逅(かいこう)の森」(文芸春秋)
- 田口ランディ「富士山」(文芸春秋)
- 東野圭吾「幻夜」(集英社)
まず芥川賞。
やや、舞城がほんとに候補になってるよ!でも今回は三島賞の福田和也氏(デビュー作に推薦帯を書いていた)のようにバックボーンがいないし、おそらく芥川賞の選考委員は舞城を初めて読む人が多いから難しい気がするけど。いやー今から選評が楽しみでしょうがないよ(笑)。
他には文学界新人賞のモブ・ノリオがいますね。受賞時から評判が高かったようです(ちなみに日本人だったはず)。
そしてそして直木賞。
おお、田口ランディときたか!これは予想外。
北村薫なんて何年ぶりだよ。東野圭吾同様今さら感がするけどでも嬉しい。
一方、予想の範囲内だった私的本命奥田英朗が順当に候補に。伊坂幸太郎(うぅ、自分のPCじゃないから一発変換しないよ)も2回目。個人的にはこの2人にとって欲しいなあ。
さて、これまた予想していた「初の山本賞・直木賞ダブル受賞」なるかの熊谷達也も候補に。
あれ。
ふと、思ったけど山本周五郎賞で選考委員を務めていて『邂逅の森』を大絶賛していた北村薫が一緒に候補に挙がっているのもちょっと面白い話だな。
さて、深夜。
直木賞のすべてでは早くも候補の詳細な情報がアップされております。ハミダシ情報がいつも面白いんですよね。そうか、山本周五郎賞受賞作も3年連続で候補になっているんだ。江國さんと京極さんはその後に受賞されているんですね。
おっ、文学賞メッタ斬りも予想してるみたいです。